様々な症状が起こる更年期障害ですが、その治療法の一つとして、不足するホルモンを補うHRT(ホルモン補充療法)という方法があります。このHRTの投与法は4種類あるとされています。その中で、まず「周期投与法」と「逐次的併用法」について説明します。「周期投与法」とは、エストロゲンを毎日服用し、プロゲステロンを10日間毎日服用して、その服用後18日間は服用を休止という周期を繰り返す方法です。プロゲストロン服用後には、閉経前の自然な卵巣ホルモンの分泌に近い状態になるので、擬似月経状態となるため出血があります。しかし、擬似のため排卵はありませんので妊娠することはありません。この周期投与法は、閉経が間もない人を対象とした治療として、多く行なわれているようです。
もうひとつの「逐次的併用法」とは、エストロゲンを21日間毎日服用し、その21日間内の後半の10日間は、プロゲストロンも一緒に服用して、その後の7日間は薬の服用を休止するという方法です。この方法も、自然な卵巣ホルモンの分泌に近い状態になるので、服用を休止している7日間のうちに出血する場合があるそうです。
