更年期障害の原因のひとつに、エストロゲンの分泌量の低下が考えられます。それによってホルモンのバランスが崩れ、更年期障害特有の不快な症状が起こり始めると考えられています。そのエストロゲンの分泌量の低下は、目に見える不快症状だけでなく、様々な症状を引き起こします。そのひとつが、骨密度の低下です。人間の骨は、2年から3年の間に一度、新しい骨に生まれ変わります。新しい骨ができると、古い骨は壊されていきます。ところが、作られる骨の量より、壊される骨の量が多くなってしまうと、骨密度が低下してしまう結果となるのです。
女性は、閉経を迎えて、更年期に入っていくわけですが、この閉経期を迎える50歳前後の更年期の頃から、急激に骨密度が低下すると言われています。それは、エストロゲンが減少していくからで、このエストロゲンが骨の形成に深く関係していることが分かりますね。このようにして、骨密度が低下した状態を、骨粗鬆(こつそしょう)と呼びます。これにより、骨が弱くなるので、骨折をしやすくなるといったことになるので、注意が必要となってきます。
